アサガオの生理学
表紙 トップ アサガオの花成生理学 アサガオの花生理学 アサガオの成長生理学 サイトマップ 連絡先
アサガオの開花

 光周期などに応答して形成された花芽は成長して、つぼみとなり、花弁を開いて、受粉が行われる。木本植物では、形成された花芽はしばらく休眠するのが普通である。例えば、サクラでは、花芽は夏の間に形成され、すぐに休眠に入り、冬を越して春先の気温が上昇すると、成長を再開して開花に至る。これに対して、アサガオなど多くの草本植物では、形成された花芽はそのまま成長を続けて開花する。花芽が形成されてから開花までの時間は、品種により、季節・気象条件によって異なるが、名古屋地方で、ある年の4月に種子をまいて、野外で育てたときの例では、種子をまいてから開花までの日数は品種キダチ、品種曜白、アメリカアサガオは46日、品種ムラサキは51日、品種キキョウは54日、セイヨウアサガオは62日であった。


このホームページの内容を許可なく転載することを禁じます.