教員構成

 自然環境科学プログラムは、地球環境科学分野、環境生物学分野、物質循環科学分野の3分野から構成されています。

地球環境科学分野

 分野では、観測・データ解析や数値シュミレーションを用いた北極~日本の大気海洋現象の解明、衛星画像解析と現地観測によるアジア高山域や日本アルプスなどの山岳環境変動の実態解明、フィールドワークを主体とした新潟平野やその周辺の山地・丘陵地域の地形・地質の生い立ち、とくに活断層や変動地形の成因の解明などの研究に取り組んでいます。

本田 明治教 授気象学、気候システム学
奈良間千之教 授地形学、山岳環境学、GIS
河島 克久
(災害・復興科学研究所)
教 授雪氷学
野口 里奈助 教惑星火山学
高橋 直也助 教⼤気海洋物理学、気候システム学
環境生物学分野

 分野では、生物の多様性を理解し、生物がどのように環境に適応しながら分化し、進化してきたのかを明らかにする研究を行っています。細胞生物学、発生生物学、分類学、生態学を専門とする教員がいて、それぞれ、環境適応に関わる細胞内小器官の相互作用解析、魚類の形態進化やゲノム進化の研究、植物と昆虫の種間相互作用の解析、海産動物の分類・進化・⽣態の研究などを行っています。

宮﨑 勝己教 授無脊椎動物学、比較形態学
林 八寿子准教授植物細胞形態学、分子進化
墨谷 暢子准教授 
石崎 智美助 教植物生態学、生態遺伝学
藤村 衡至助 教動物進化発生、ゲノム進化
田﨑 英祐助 教分子生物学、機能生物化学、昆虫科学
神林 千晶助 教系統分類学、進化⽣物学
物質循環科学分野

 次の四つの分野の研究を複数の教員が協力して行っています。物質循環解析化学では、気圏・水圏・地圏における物質分布と循環の解析や微量物質の分析化学的研究を行い、物質転換化学では、環境汚染物質の化学的変化や、太陽エネルギーを用いた化合物合成など物質の転換に関する研究を行い、機能性物質科学では、地球・太陽エネルギーを有効利用するための光・磁気ディバイス材料の物性と物理化学的性質の研究を行い、宇宙物質科学では、星間空間における物質の物理・化学的進化やその多様性に関する研究に取り組んでいます。

松岡 史郎教 授分析化学
副島 浩一教 授原子分子物理学、放射光科学
臼井  聡准教授物理有機化学、光化学
則末 和宏准教授分析化学、海洋化学
下西  隆准教授天文学、星間化学