新潟大学理学部

  • 研究者リスト
  • 交通案内
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
ホーム>理学部附属臨海実験所で新種のナマコ「サドナデシコナマコ」を発見
受験生の方へ
在学生の方へ
後援会・保護者の方へ
一般の方へ
教職員の方へ
ホームへ

理学部附属臨海実験所で新種のナマコを発見

理学部附属臨海実験所で新種のナマコ「サドナデシコナマコ」を発見!

サドナデシコナマコ
 佐渡真野湾の沢根海岸から採集されたナマコが新種(学名 Scoliorhapis dianthus、和名サドナデシコナマコ)として記載されました。このナマコは、全長5 cm程度の棒状で、体がうすいピンク色をしており、ナデシコの花の色に似ていることから、「サドナデシコナマコ」と命名されました。理学部附属臨海実験所では、臨海実習の一環として毎年、真野湾の砂泥海岸で生物調査を実施してきました。このナマコは毎年採集され、管足を持たない無足類の一種としてきましたが、10対の3-5 mmの触手に計12本の突起を持つという他の無足類にない特徴を持っており、種が不明でした。棘皮動物の分類の専門家であるSolis-Marin博士(メキシコ国立自治大学)に検体を送り、ナマコの分類形質の決めてとなる骨片の詳細な解析をした結果、新種として同定され、Proceedings of the Biological Society of Washingtonに掲載されました。発見者には、理学部附属臨海実験所前所長の野崎眞澄新潟大学名誉教授と下谷豊和技術専門職員が含まれます。また、この生物調査は、新潟大学と佐渡市の連携協議会における佐渡市の提案事業としての「佐渡動植物生息実態調査」の一環として行われました。
論文表題:
Scoliorhapis dianthus, a new species of sea cucumber (Apodida: Chiridotidae) from the Sea of Japan
著者:
Solis-Marin, F.A., Komatsu, M., Soliman, T., Uchida, K., Shimotani, T., Nozaki, M.
ジャーナル名:
Proceedings of the Biological Society of Washington, 127(2):323-327, 09/2014
 
新潟大学