研究紹介

環境原子物理学研究室(副島研究室)

教員

研究分野

分子科学、原子分子物理学

研究テーマ

  1. 内殻電子励起分子の反応ダイナミクス/li>
  2. 固体表面吸着分子の電子状態分析手法の開発
  3. 多価イオンの多電子捕獲に関する研究

研究概要

 自然環境の中で起こる様々な現象は、根源的にはその物理化学システムの構成要素である原子や分子の性質に由来します。本研究室では、この原子や分子の反応ダイナミクスやエネルギー状態に対する原子物理・分子科学的な実験研究を行っています。これにより環境・エネルギー問題に対処するための基礎的な知識を獲得し、気候変動の問題と関連した大気中でのエネルギー収支の解明やオーロラの発生のような上層大気での原子分子過程を理解することを目指しています。

※ 多価イオン衝突実験
 イオンと原子や分子の衝突は、高層大気や宇宙空間における主要な物理過程です。実験室においてイオンビーム(特に価数の大きな多価イオンのビーム)を高強度で生成し、それを原子や分子に制御した条件下で衝突させることにより、衝突の反応断面積や反応生成物を観測しています。これにより、イオン衝突の反応機構や反応ダイナミクスを理解することを目指しています。

※ 光イオン化実験
 シンクロトロン光または実験室光源と高性能の電子分析技術を利用することにより、原子や分子の光イオン化のメカニズムやダイナミクスの研究を行っています。原子や分子の光イオン化が関わる反応は、上層大気や宇宙空間、高密度プラズマ中での素過程に相当します。原子や分子の素反応を解明することにより、このような物理化学システムを精密に理解することができると考えられます。

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