第3回アサガオ研究集会のご案内
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第3回アサガオ研究集会を下記の要領で開催いたします。
アサガオ研究集会は、我が国の多くの研究者により古くから研究されてきたアサガオをモデル植物として位置づけ、アサガオの生理学、形態学、天然物化学、分子遺伝学、分子生物学等の幅広い分野の研究者間の交流をはかり、アサガオの生物学の現状と将来について討論することを目的として、1999年から定期的に開催されています。
これまでの研究集会では、“アサガオとその近縁種”、“アサガオの花色の化学・生化学と組織培養”、“アサガオの分子遺伝学・分子生物学”、“モデル植物からみたアサガオ”、“アサガオの生理学と形態学”などのセッションで、毎回、合計20演題あまりの講演が行なわれています。懇親会では、研究畑以外のアサガオ愛好家も交えて、遅くまで熱心な討論、懇談が行なわれました。今回も、多くのアサガオとその関連分野の研究者が一堂に会し、有意義な研究集会としたいと思います。多数の参加をお待ちしております。
研究発表を受け付けます。アサガオとその近縁種(PharbitisまたはIpomoea spp.)を対象とした研究であれば、分野を問いません。また、すでに発表された内容、または、未完成の研究であっても差し支えありません。5月6日(金)までにお申し込み下さい。
日時: |
2005年5月21日(土)午後2:00〜6:00、22日(日)午前9:40〜午後1:00 |
場所: |
新潟大学大学院自然科学研究科大会議室(案内図をご覧下さい) |
発表形式: |
口頭発表とします。1演題の講演時間は20分程度を想定しておりますが、発表申込件数によって調整します。詳細は、おって、申し込み者にご連絡致します。ご講演にはパワー・ポイントをご利用頂きます。会場には液晶プロジェクタを用意しますので、発表者は各自パソコンをご持参下さい。 |
懇親会: |
21日午後6:30〜8:30、新潟大学生協第2食堂喫茶室、会費3,000円(当日お支払い頂きます) |
参加申し込み方法:
1.登壇者として発表される場合
以下の事項を明記の上、5月6日(金)までに、世話人宛、電子メイルでお申し込み下さい。
発表者全員の名前と所属、演題、懇親会参加の有無。
講演要旨は「一太郎」または「Word」でA4サイズ1枚に作成の上、5月13日(金)までに、世話人宛、電子メイル添付でご送付下さい。要旨集の統一を図るために、送付頂いた原稿の体裁やフォントを世話人が調整しますので、あらかじめご了承下さい。
2.登壇者として発表されない場合
懇親会参加の有無を明記の上、5月16日(月)までに、世話人宛、電子メイルでお申し込み下さい。 |

仮プログラム
・中村信雄1・米田芳秋2(1函館白百合学園中高、2静岡大・理・生物)「午後開花アサガオの
発見」
・中村信雄(函館白百合学園中高)「マルバアサガオの花に関する研究」
・中西 史(東京学芸大・自然科学・生命科学)「細胞骨格系からみたアサガオの開花運動」
・仁田坂英二(九州大院・理・生物科学)「アサガオの連鎖地図」
・三木直子1、小寺未華1、森美穂子2、河内美樹1、吉田久美1(1名古屋大院・情報科学、
2名古屋大院・人間情報)「空色西洋アサガオの開花に伴う花色変化とイオンの液胞膜輸送」
・岩崎まゆみ(九州大院・理・生物科学)「背軸側を特徴づける獅子遺伝子」
・平本哲也(九州大院・理・生物科学)「八重咲(pt)変異体の原因遺伝子の解析」
・辰己真一(九州大院・理・生物科学)「マルバアサガオのFP遺伝子に挿入していたヘリトロン様
トランスポゾン」
・横山講平(九州大院・理・生物科学)「Tpn1ファミリーにおける自律型因子の探索」
・星野敦、森田裕将、崔丁斗、朴慶一、飯田滋(基生研・分子遺伝)「アサガオの模様形成に係わ
る遺伝子発現制御」
・近藤洋1、和田楓2、竹能清俊1、2(1新潟大院・自然科学、2新潟大・理・生物)「アサガオのスト
レス応答花成」
・近藤洋1、竹能清俊1、2(1新潟大院・自然科学、2新潟大・理・生物)「アサガオの花成にはエピ
ジェネティクスは関与しない」
・小野道之、菊地理絵、樋口洋平、澤谷尚、佐々木隆太、鎌田博、小野公代(筑波大院・生命環
境)「アサガオの短日性花成誘導機構の解明に向けて」
・佐々木隆太、菊地理絵、小野公代、鎌田博、小野道之(筑波大院・生命環境)「アサガオにおけ
るFT相同遺伝子の解析」
・菊地理絵、小野公代、鎌田博、小野道之(筑波大院・生命環境)「花成誘起に関与するアクアポ
リンの単離と発現解析」
・清水圭一(鹿児島大・農・観賞園芸)「アサガオの組織培養と形質転換」
・清水文一1、宮川恒2、渡邊健3、上野民夫2、坂田完三1、小川奎4(1京都大・化学研究所、
2京都大・農、3茨城県農業総合センター、4九州農業試験場)「非病原性フザリウムによって
誘導されるソライロアサガオの病害抵抗性と二次代謝変動」
・北澤大典1、畑田泰子1、鎌田源司2、藤井伸治1、宮沢豊1、星野敦3、飯田滋3、深城英弘4、
田坂昌生4、菅洋1、高橋秀幸1(1東北大院・生命科学、2JAXA、3基生研、4奈良先端大・バイ
オ)「シダレアサガオの変異原因遺伝子とその回旋転頭運動における役割」
・西野栄正(千葉大・園芸・植物構造)「アサガオ渦系突然変異体の葉の厚みをもたらす形態形成」

宿泊のご案内:
第3回アサガオ研究集会のための宿泊と交通の便を確保しました。新潟駅近くの「ホテルターミナルイン」に割安料金で宿泊でき、ここから研究集会会場までバスで送迎してもらえます(有料。ただし、割安料金)。会場は新潟市中心部から離れていて、しかも休日ですので、交通の便がよくありません。そこで、参加者の皆様がこのホテルからまとまってチャーターバスで来て頂ければ、主催者としては安心ですので、このホテルとバスを利用されるようお薦めします。
初日は昼からの開会ですので、初日は公共交通機関を使って個別に会場まで来て頂き、懇親会終了後、チャーターバスでホテルまで行って頂きます。翌朝、またチャーターバスで会場へ来て頂き、会の終了後は、再び公共交通機関で個別にお帰り頂くことになります。
「ホテルターミナルイン」の予約用ホームページはhttp://www.niigata-inet.or.jp/ss-group。電話は025-245-1100です。ホームページには「第3回アサガオ研究集会」用窓口を作ってもらいました。ここから予約してください。「学生様指定宿泊先ホテル」となっていますが、学生に限りません。電話で予約される場合は、「第3回アサガオ研究集会」参加者であるとお申し付け下さい。
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<第3回アサガオ研究集会会場案内>
新潟空港から
・空港リムジンバス、「新潟駅行」乗車、「万代シティバスセンター前」下車。所用時間約20分。万代シティバスセンターから新潟交通バス、「新潟大学行」または「新潟大学経由内野営業所行」乗車、「新潟大学西門」下車。所用時間約40分。
JR新潟駅から
・新潟駅万代口、駅前バスターミナルから新潟交通バス、「新潟大学行」または「新潟大学経由内野営業所行」乗車、「新潟大学西門」下車。所用時間約50分。
バス時刻表は下記でご覧下さい。
http://www.niigata-kotsu.co.jp/jikoku/nishikobari2.htm
・新潟駅からJR越後線「内野行」または「吉田行」に乗り換えて、「内野」駅下車(「内野」駅は「新潟大学前」駅の次。自然科学研究科へは「内野」駅が最寄り)。所用時間約25分。「内野」駅から徒歩約20分。
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