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なぜ両生類胚を実験に使うのか

 イモリやカエルは「シュペーマンのオーガナイザーの発見」以来からだの かたちを作るしくみを調べるためのモデル動物として使われてきました。1990年に入るとアフリカツメガエルを材料に、 オーガナイザー活性の実体が分子レベルで次々と明らかにされました。この動物を用いた研究によって、脊椎動物における血 球がどのように発生し生命にとってどのような役割を果たしてきたのかを知ることが可能であると考えています。現に、胚血 球が異なる2つの起源をもつという現象はカエルやニワトリで最初に明らかにされ、後に哺乳類でも同様であることが示され ました。体外で大半を過ごす両生類胚は脊椎動物の発生のしくみを研究するうえで重要な武器となるのです。最近では、ネッ タイツメガエルという種のカエルのゲノム全体の塩基配列が明らかにされ、バイオインフォーマティクスを利用した実験も可 能になってきており、ますますパワフルな実験材料として注目されています。


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図3 アフリカツメガエル。メス(左)とオ ス(右)





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図4 アフリカツメガエル胚で作成したキメ ラ個体。頭部は色素のないアルビノ胚をもちい、胴部は野生型胚をもちいて結合させた。







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