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胚腹部血島における赤血球と白血球の 分化制御

 成体のすべての血球は骨髄に由来する幹細胞から分化してくることが教科 書には書かれています。しかし胚における血球は全能性の幹細胞に由来するのかどうかは明らかにされていません。白血球や 赤血球の分化マーカーの発現を調べたところ、これらの細胞は全く別の領域から分化してくるように見えます。胚に最初に分 化してくる白血球は心臓原基周辺から分化してくることが最近になって明らかとなりました(図7)。移植実験によるとこの 領域から赤血球は全く分化してきません。また私たちの研究室では、wntシグナルの阻害因子であるdkk1を処理するこ とによって、異所的に白血球の分化を誘導できることを示しました(図8)。 現在、wntシグナルの血球分化における役割について詳しい解析を進めています。


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図7 白血球が分化する領域を移植した胚





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図8 wntシグナルの阻害により外稙体(下の丸い組織)に白血球の分化 が誘導される。左は、処理していない外稙体。右はdkk1を処理しwntシグナルを阻害した外稙体。右のみ白血球のマー カーの遺伝子が誘導されている。上の個体は同じマーカー(ペルオキシダーゼ遺伝子)の胚における発現を示す。







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