ドクタープログラム 2023年度(第4期生)
5月28日(日)、五十嵐キャンパス理学部棟において、新潟大学工学部/ビッグデータアクティベーション研究センターの山﨑達也先生による「データリテラシー講座」を実施しました。
新潟ジュニアドクター育成塾のドクタープログラムでは、指導担当教員の指導の下、約6ヶ月にわたって、受講生自らが選択したテーマについて、課題研究活動を進めていきます。課題研究活動の過程で、観察結果や実験データの記録・分析、10月の「中間発表会」や12月の「課題研究成果発表会」で使用するグラフ入りプレゼンテーション資料の作成などの場面において、Microsoft 社製の表計算ソフト「エクセル(Excel)」を使用する機会が格段に増えてきます。そのため、課題研究活動が開始される6月を前に、受講生に表計算ソフトの操作経験を積ませる「データリテラシー講座」を開講し、ノートパソコンを用いた実習指導を行いました。
講座当日、受講生は、データに関する基本知識(データ利用、統計学、データの種類、データのグラフ化など)について講義を受けたあと、新潟県庁が公開しているオープンデータを使用して、統計データの可視化(棒グラフの作成)に挑戦しました。これらの実習メニューを通じ、受講生はデータを取り込む方法やグラフの配色など、プレゼンテーションの目的に応じた、表計算ソフトの操作方法に触れる機会を得ました。