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マスタープログラム 2023年度(第5期生)

「入塾式・オープニングレクチャー」

8月6日(日)、五十嵐キャンパス理学部棟において、「令和5年度新潟ジュニアドクター育成塾入塾式」を挙行しました。今年度、マスタープログラム第5期に入塾したのは、小学5年生11名、小学6年生11名、中学1年生9名、中学2年生7名、中学3年生2名の合計40名です。

入塾式では、牛木辰男学長から、「新潟ジュニアドクター育成塾で、自然と人との繋がりについて、自分の目で見て、自分の頭で考え、10年後、20年後、新潟ジュニアドクター育成塾で学んだことを活かして、社会が直面する課題を解決し、日本や世界を牽引するリーダーになれる力を、今から養ってください。」との告辞がありました。

オープニングレクチャーでは、佐渡自然共生科学センターの永田尚志センター長から、「トキの野生復帰と佐渡の里山」と題した講義を受けました。日本におけるトキの絶滅と、その後のトキの野生復帰に向けた取り組みについて、①トキの生物学的分類、②佐渡の気候・植生、③国内のトキが絶滅に至った経緯、④トキの野生復帰に向けたプログラムの始動、⑤トキの生態、➅トキの暮らす佐渡の里山をテーマに講義を行い、特に、放鳥されたトキが、サドガエル、ドジョウ、ミミズのほか、ケラ、コガムシ、ガガンボ幼虫、ドブシジミ、ヒラマキガイモドキなど、野外で様々な餌を食べていることについて、多くの受講生が関心を示していました。

受講生は、目前に控えた佐渡研修(8月19日~8月20日の1泊2日)を前に、オープニングレクチャーを通じて、水田の生き物が豊富な佐渡の自然に対する理解を深めました。

ギャラリーⅠ 入塾式

ギャラリーⅡ オープニングレクチャー

イベント概要

日時:
令和5年8月6日(日曜日)
会場:
新潟大学五十嵐キャンパス理学部棟B303講義室
講師:
永田 尚志 新潟大学佐渡自然共生科学センター長(佐渡自然共生科学センター里山領域 教授)
次第:
13時00分
開会
13時15分
オープニングレクチャー「トキの野生復帰と佐渡の里山」
14時40分
体験学習「佐渡研修」旅のしおりの説明
15時00分
閉会