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マスタープログラム 2023年度(第5期生)

「科学基礎講座『科学と社会』」

8月27日(日)、オンライン会議ツール「Zoom(ズーム)」を使用して、「科学基礎講座『科学と社会』」を実施しました。
新潟ジュニアドクター育成塾の「科学基礎講座」は、受講生の「知識・技能」や「データから意味を見出す力」を育成するため、様々な数理分野のテーマに関する話題を取り上げて講義するリテラシー講座の一つです。今年度は、統計学、ロボット工学、数学、物理学の4分野の講座を開講し、福島大学の高橋隆行先生を講師に招いた『科学と社会』は、4分野のうちの「ロボット工学分野」をカバーする講座になります。

この講座では、「東日本大震災復興とロボット」と題して、最初にロボットを作る際に必要となる学問を紹介した後、高橋先生が研究・開発している湖沼の放射能調査を行う水中ロボットについて、コンセプト1号機、試作2号機、試作2号機(改良型)、試作3号機(構想)の設計→製作→実験→改良のサイクルを講義しました。

特に、ロボット開発の流れについては、フローチャートを用いて、「社会背景・問題発見」→「解決方法の検討」→「使う技術の調査・選択」→「既存の技術が使えるか?」→「全体のシステム構築」→「目的を達成したか?」→「完成」のプロセスからなることを説明しました。
講義終了後、高橋先生と受講生の間で活発な意見交換が行われ、ロボット工学に対する受講生の関心の高さがうかがわれました。

ギャラリー

講座概要

日時:
令和5年8月27日(日曜日)
会場:
オンライン会議ツール「Zoom(ズーム)」によるオンライン講座
講師:
高橋 隆行(福島大学共生システム理工学類 教授)
次第:
13時00分
講座開始
15時00分
講座終了