アイカジカ
Gymnocanthus intermedius (Temminck & Schlegel, 1843)
大きさ：18 cm
撮影場所：佐渡市達者達者漁港 砂泥底 水深 7 m 水温10℃
撮影者：安房田智司（2014年2月）
| 門 | 脊索動物門 Chordata |
| 亜門 | 脊椎動物亜門 Vertebrata |
| 綱 | 条鰭綱 Actinopterygii |
| 目 | スズキ目 Perciformes |
| 科 | カジカ科 Cottidae |
日本海側では石川県以北と寒い地方に生息するカジカの仲間です。水深 10〜150 mの砂礫底に生息し、砂に潜って顔だけ出している姿は愛嬌があります。佐渡島では普段は水の冷たい深い場所に生息しており、春の最も水温が寒い時期のみ浅場に出現するようです。私は潜水で見たのはこの個体が初めてです。北海道函館市臼尻町では、10 m前後の水深で良く見られます。交尾は行わない種で、砂地にある岩に卵を産み付け、雄が卵の保護を行います。