アサヒアナハゼ

アサヒアナハゼ

アサヒアナハゼ
Pseudoblennius cottoides (Richardson, 1848)
Sunrise sculpin

大きさ:10 cm
撮影場所:佐渡市琴浦 岩礁帯 水深7 m 水温16℃
撮影者:安房田智司(2011年12月)

脊索動物門 Chordata
亜門脊椎動物亜門 Vertebrata
条鰭綱 Actinopterygii
スズキ目 Perciformes
カジカ科 Cottidae

佐渡では最も個体数の多いアナハゼの仲間です。アナハゼキリンアナハゼに比べ大きさは半分ぐらいで、腹側に白い斑点が並ぶことや色が褐色から赤色を基調としているのが特徴です。アナハゼと同じく交尾をする魚で、生殖突起で雌雄の判別ができます。この個体は鉤状の生殖突起を持つ繁殖期のオスです。メスはホヤの中に産卵します。


アサヒアナハゼ 赤色メス個体
まれに赤い個体がいます。ここまで色彩変異が激しいと、一見違う種類にも見えてしまいますね。メス個体。
大きさ:13 cm
撮影場所:佐渡市琴浦 岩礁帯 水深6 m 水温9℃
撮影者:安房田智司(2013年2月)


アサヒアナハゼ 薄茶色オス個体
薄茶色の個体。オスの特徴である鈎のある生殖突起が見えます。
大きさ:12 cm
撮影場所:佐渡市琴浦 岩礁帯 水深2 m 水温11℃
撮影者:安房田智司(2013年4月)