エボシガイ
Lepas anatifera Linnaeus, 1758
大きさ:2.5 cm(頭部のみ)
採集場所:佐渡市達者 岩礁帯 潮間帯上部
撮影者:川坂健人(2024年7月)
門 | 節足動物門 Arthropoda |
亜門 | 甲殻亜門 Crustacea |
綱 | 鞘甲綱 Thecostraca |
亜綱 | 蔓脚亜綱 Cirripedia |
目 | Scalpellomorpha |
科 | エボシガイ科 Lepadidae |
流木に付着することの多い蔓脚類(カメノテやフジツボの仲間)です。 体は白い殻板で覆われた頭状部と、弾力のある肉質の柄部で構成されます。カメノテ科は殻板が8枚以上ありますが、本種の殻板は左右2枚と背中側に1枚の合計5枚しかありません。
左右の殻の間から蔓脚を広げた様子。水中の微小な餌をこしとって食べます。