理学部コロキウム

 理学部の先生方がどのような研究を行い、どのような成果を あげられているかをお互いに知りあい交流するために、2002年度から理学部コロキウムを開催しています。

 以下の要領で理学部コロキウムを開催します。
教職員、学部生、院生のみなさん、是非参加くださるようご案内致します。 学外の方も歓迎です。


第93回 理学部コロキウム

越後平野はどうしてできたか?
―平野の成り立ちが示す防災・減災の決め手―
(株)村尾技建 技師長 鴨井 幸彦 氏
日時:
2017年9月27日(水)16:30 ~ 17:40
場所:
理学部B棟303講義室

 昨年6月に産業技術総合研究所から『5万分の1地質図幅「新潟及び内野」地域』が発行された。地質学の最も基本的な作業は地質図作りであるが、従来、その対象はもっぱら山地や丘陵であり、平野は一色に塗られるか、せいぜい地形でいくつかに区分される程度であった。しかし、新潟市街地周辺はすべて沖積地盤から構成され、これまでの地質図作りの手法が全く通用しない地域である。そうした沖積平野の地質図をどうやって作ったのか、その過程を紹介するとともにその活用方法について提案する。また、越後平野の形成過程を6枚の古地理図で示し、現行の防災・減災対策の問題点やあるべき方向について論じたい。今回の講演では、地質学と社会のかかわりを示す一つの例として平野地盤を取りあげ、「地形や地盤の成り立ちを知ることが、どうして防災・減災に役立つのか」について、分野外の方や学部学生を想定して分かりやすく具体的にお話いたします。

コロキウム問い合わせ先: 大鳥 範和
ohtori@chem.sc.niigata-u.ac.jp