研究紹介

生化学 細胞制御研究室 (古川和広研究室)

教員

研究分野

生化学、分子細胞生物学、基礎生命化学

研究テーマ

  1. 細胞核による生体機能調節機構解明
  2. 核膜による遺伝情報の構造構築と機能制御
  3. 核骨格による細胞および組織の形成制御
  4. ヒト遺伝病発症機構の基礎研究

研究概要

 真核生物を定義する核の構造と機能について研究を行っています。特に多細胞動物の核のみに存在するラミンと呼ばれるタンパク質の機能を明らかにする研究を行っています。ラミンは核の中にある遺伝情報であるDNAの機能制御や細胞質にある骨格の機能制御に重要な役割を持っており、ラミンの機能がおかしくなると筋ジストロフィーや老化異常などの病気になることがわかっています。遺伝子や組織形成を明らかにする研究を行っています。

理学を目指すあなたへ

 化学科ですが生命系の研究をしています。謎だらけのラミンタンパク質の生命調節機能を、化学を用いて科学しています。興味をもたれた方はオープンキャンパスの時に研究室を訪問ください。高校生の方、歓迎します。