構造有機化学研究室（岩本研究室）

教員

• 岩本　啓　准教授

研究分野

構造有機化学，超分子化学

研究テーマ

1. 新規機能性有機分子の合成研究
2. カテナン、ロタキサンを用いた分子機械、デバイス構築に関する研究

研究概要

　当研究室では、有機分子の三次元的な立体構造と、分子が示す様々な機能や反応性との相関を調べることを研究の基本としており、さらにその結果をもとにして、興味ある機能性分子の合成を目指しています。

　我々の身の回りには数多くの物質が存在しています。これらは原子・分子を構成単位として集まったものです。中でも炭素を基本として成り立つ有機分子は、その構造の多様性のため、多くの物質が我々の身の回りに存在し、我々はその恩恵を受けています。食品、飲料、化粧品、繊維、染料、塗料、医薬品など、数を上げたらきりがありません。では、このように私たちの生活を豊かなものにしている有機分子の性質・機能は、どこからくるのでしょうか。

　有機分子は、それぞれ特有の分子構造をしています。この分子構造が、性質・機能と密接に関係します。分子構造と、性質・機能との関係を調べることで、新しい性質・機能を持つ分子を作ることも可能となります。分子構造と、性質・機能の相関を調べながら、新しい機能性分子の創成を目指し、研究を行っています。

理学を目指すあなたへ

　新しい分子を一緒に創ってみませんか？今までにない、新しい性質・機能が見つかるかも？