学部の理念・目標

1.教育理念・目標

 新潟大学理学部は、自然界の構造と仕組みについて真理を探究する基礎科学研究を推進するとともに、社会から要請される広い応用分野に基礎学問領域から貢献することを目指します。本学部は、次のような施策に基づき、科学技術の基盤となる理論と方法の創出を担う人材と、基礎科学を基盤にして現代社会が直面している多様な課題に対応できる人材を育成し、社会に送り出すことを教育目標とします。

  1. 理学の各分野における系統的・段階的な講義履修体系の編成
  2. 理学の複数分野を横断する学修目標に基づいた講義履修体系の編成
  3. 理学の共通基盤形成に必要な演習・実習科目の設置
  4. 課題解決力の育成を目的としたアクティブ・ラーニング科目の設置
  5. 社会との連携を重視したインターンシップの推進
  6. 学生の進路意識の向上を図るキャリア教育の推進
  7. コミュニケーション力育成を重視した国際交流の推進

2.研究目標とその施策

 私たちは,次のような施策に基づき,理学の学問諸領域の基本課題の解決のみならず,社会から要請される情報科学,エネルギー問題,環境保全・創造などに関する基礎的研究を推進します。

  • 大学院自然科学研究科を中心にした先端的で国際的な水準の研究の推進
  • 従来の枠組を越えた学際的研究プロジェクトの構築
  • 様々な国際研究プロジェクトへの積極的参加
  • 地域性を活かした基礎的研究の重視
  • 理学部の独自性確立への努力,特色ある研究拠点形成への取り組み

 私たちは積極的な広報活動を通じて,研究成果を社会に公表します。