理学部コロキウム

 理学部の先生方がどのような研究を行い、どのような成果を あげられているかをお互いに知りあい交流するために、2002年度から理学部コロキウムを開催しています。

 以下の要領で理学部コロキウムを開催します。
教職員、学部生、院生のみなさん、是非参加くださるようご案内致します。学外の方も歓迎です。


第122回 理学部コロキウム

バナッハ環のスペクトルと保存問題の研究
数学プログラム 大井 志穂 助教
日時:
2022年5月25日(水)16:30 ~ 17:40
場所:
理学部B棟3階303講義室

 解析学と⾔ったらどんなことを思い浮かべますか?もちろん,「微分積分学」のみを指すわけではありません。数学において無限算法を取り扱う分野です。無限次元線形空間の間の線形作⽤素を考えたりします。初めて聞いた⽅は,「なんのこっちゃ!」と思うかもしれませんが,そう思っていただければ⼗分です。

 1929年にvon Neumannがヒルベルト空間上の有界線形作⽤素の環について論じ,その後バナッハ環の⼀般論の研究も始まりました。私の研究成果の⼀つに,バナッハ環のスペクトルに関する定理があります。

 今回は,そんな私のバナッハ環のスペクトルに関する研究の話題を通して,私が数学を研究する際の⼼得(⼤切にしたいこと・⽬指していること)を分野外の⽅や学部学⽣向けにお話しします。数学の世界に広がる,⼈情豊かな素敵な⾵景をご紹介したいと思います。

コロキウム問い合わせ先: 井筒 ゆみ
izutsu [at] gs.niigata-u.ac.jp
※上記の [at] を @ に置き換えてください。