学生の受賞・表彰

石井 良樹(自然科学研究科 博士後期課程) ― 溶融塩奨励賞

2016年11月

 平成28年11月24日から25日まで新潟大学・駅南キャンパス「ときめいと」(新潟市)で開催された第48回溶融塩化学討論会において、大学院自然科学研究科・数理物質科学専攻化学コース・博士後期課程3年の石井良樹さんの研究発表(口頭)が溶融塩奨励賞を受賞しました。
 アルミノケイ酸塩ガラスは、強化ガラスや光学材料として実用化されており、それらの設計プロセスを改良するため、構造形成メカニズムの解明が求められています。本研究では、実在系のガラス構造を正確にモデリングできる計算機シミュレーションの手法を開発し、それを用いてアルミノケイ酸塩ガラスのネットワーク構造とその共存イオン依存性を明らかにしました。この研究成果は、機能性ガラスの中距離秩序を特徴づける情報として、また物性への影響を解明する知見として有用であり、今後の発展が期待されます。

発表者:
石井 良樹(新潟大学大学院自然科学研究科・博士後期課程3年)
(指導教員:大鳥 範和 教授)
名称:
第48回溶融塩化学討論会 溶融塩奨励賞
演題名:
アルミノケイ酸塩ガラスの架橋構造のアルカリ/アルカリ土類金属イオン依存性
リンク:
http://msc.electrochem.jp/encouragement.html
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