学生の受賞・表彰

中野 滋喜(総合学術研究科 修士課程 地質学分野)

2026年9月

2026年9月13日~15日に開催された日本地質学会第133年学術大会において、中野滋喜さん(総合学術研究科 自然科学専攻生命環境・食料科学プログラム 地質学分野 修士課程1年)の口頭発表が学生優秀発表賞を受賞しました。

本賞は、金沢大学で開催された口頭およびポスター発表を対象に、優秀な学術発表として授与されたものです。当該発表では、北海道の神居古潭帯において、プレート沈み込み帯の地下深部の低温高圧条件を特徴づける鉱物(ひすい輝石+石英)を生じた変成花崗岩の露頭を始めて発見するとともに、当該岩石中の微細な組織を詳細に観察し、沈み込んだ花崗岩中にひすい輝石が生じた過程を復元した成果を報告しました.新潟大学の地質科学教室の持ち味である、地道な野外調査と丹念な観察なくしては決して得られない発見と議論が、全国的に高い評価を受けたものと思われます。

植田准教授(指導教員)のコメント

私がろくに指導せず放任していたにもかかわらず、成功のあてがあったわけでもない野外調査を自律的に進めた結果、画期的な発見にたどりつきました。また、岩石の観察で見えた様々な特徴を一つ一つ大切に拾い集め、それらの意義を丁寧に考察したことも良い評価に結び付いたと思います。

賞の名称:
日本地質学会第133年学術大会 学生優秀発表賞
発表者:
中野滋喜(総合学術研究科 自然科学専攻 生命環境・食料科学プログラム 地質学分野 修士課程1年)・植田勇人(理学部)
発表題目:
北海道神居古潭帯に産するひすい輝石–石英変トーナル岩の形成プロセス:野外調査と微細組織観察からの推測-初の露頭報告-
リンク:
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/geosocjp133/content/collectsubject#sho

北海道の山中で地質調査中の中野滋喜さん
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